皆様、ご機嫌よう。人気ゲームライターのどす恋まん花です。
本日取り上げるのは、リベル・エンタテインメントとポニーキャニオンが放つ、今もっとも「アツい」がゆえに「燃え」も激しい話題作、『18TRIP (エイトリ)』でございます。
さて、この記事を読んでいるということは、皆様もHAMA18区の「主任」としての適性があるのか、それともこの「旅」がただの迷子で終わるのか、気になって夜も眠れないのでしょう。安心してください。わたくし、どす恋まん花は、この作品を指紋がなくなるほどスマホの画面をスワイプし続け、もはや親の顔より見たログイン画面を2000時間ほど見守り続けてきた「超」がつくほどの廃人主任でございます。
もはやわたくしの網膜には、常にエイトリのUIが焼き付いており、現実世界の風景を見ても「あ、ここはコスト20の区長を配置すべき場所ね」と脳内でタワーディフェンスが始まってしまうほどです。そんな、脳のシワひとつひとつにHAMAの観光ガイドが刻み込まれたまん花が、世に溢れる口コミやアプリレビュー、そして耳を塞ぎたくなるような低評価の数々を、忖度なしの「どす恋節」で徹底的に解剖して差し上げますわ。
本作は、近未来の横浜を舞台にした「おもてなしアドベンチャー」。非常に美しいグラフィックと豪華な声優陣、そして耳に残る素晴らしい楽曲たち。一見すれば、これ以上ない「神ゲー」の風格を漂わせておりますが、App StoreやGoogle Playの深淵を覗けば、そこには阿鼻叫喚の叫びが渦巻いております。
「どうしてこんなに落ちるのか」「UIがおしゃれすぎて逆にストレス」「ガチャが地獄」。
これらの声は、単なるクレーマーの戯言なのか、それとも運営が真摯に受け止めるべき「主任たちの悲鳴」なのか。睡眠時間をすべてログインボーナスに変換して生きてきたまん花と一緒に、その真実に迫っていきましょう。
作品概要

『18TRIP』は、近未来の横浜「HAMA18区」を舞台に、観光業の立て直しをテーマとした“おもてなしアドベンチャー”です。プレイヤーは旅行会社「HAMAツアーズ」の主任となり、個性豊かな18人の区長たちと協力してパッケージツアーを企画し、活気ある街を取り戻していきます。
主なゲームシステムは、ミニキャラの区長をマップに配置して観光客を歓迎する「タワーディフェンス風ミニゲーム」です。操作は簡単で、戦略的におもてなしを行う楽しさが味わえます。また、旅行会社の経営シミュレーションや、好きなペアを旅に出して報酬を得る「研修旅行」など、育成・管理要素も豊富です。
演出面では、メインストーリーが主人公(性別選択可)を含めた完全フルボイスで展開され、Live2Dによりキャラクターが生き生きと動きます。さらに、実際の旅行を記録できる「旅LOG」や、キャラと自撮りができるARカメラ機能など、現実世界での旅とも連動する仕組みが特徴です。ゲーム内での「おもてなし」と、リアルな「旅」の両方を満喫できる、新感覚の体験型コンテンツとなっています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ゲームタイトル | 18TRIP (エイトリ) |
| 発売日 | 2024/05/23 |
| 開発元 | Liberent |
| 対応機種 | iOS, Android |
| 総レビュー数 | 7,607件 |
| 好評率 | 93% |
| 平均スコア | ★★★★★ (4.7) / 5.0 |
| 日本語対応 | ✅ 対応(国内ストア) |
| 概要 | リベル・エンタテインメントとポニーキャニオンのタッグでおくる 完全新作オリジナルタイトル『18TRIP』(エイトリ) 本作は近未来の横浜「HAMA18区」を舞台に、旅をテーマに展開される“おもてなしアドベンチャー”です。 かつて国内有数の観光地だったにもかかわらず、厳しい状態に追い込まれている「HAMA18区」。そんなHAMAで生まれ育った主人公は、幼なじみの大黒 可不可に巻き込まれるまま観光業立て直しのため、旅行会社「HAMAツアーズ」に「主任」として入社。 ◆◇◆ストーリー◆◇◆ ◆◇◆アプリ概要◆◇◆ 【POINT 1】豪華完全フルボイスのストーリーを心ゆくまで旅しよう! 【POINT 2】個性豊かな18区の区長たちと観光客をおもてなし! 【POINT 3】好きなペアで研修旅行機能!さらにリアル旅との連動も! ◆◇◆声の出演◆◇◆ ◆◇◆クレジット◆◇◆ |
| 対応機種 | PC (Steam) iOS Android |
データが示す不満の傾向

さて、ここからはデータという名の「主任たちの血涙」を直視していきましょう。
不満カテゴリの内訳を見ると、もっとも多いのが「ストーリー/キャラ(30件)」、続いて「不具合/通信(27件)」、そして「ガチャ/課金(21件)」となっております。注目すべきは、全体の好評率が93%と非常に高いにもかかわらず、残りの数パーセントが非常に尖った不満を抱いているという点です。
まん花が思うに、これは本作の「オシャレすぎるがゆえの独りよがり」が招いた結果ではないかと推察いたします。
ターゲット層のズレと「BL色」への拒絶反応
まず、もっとも不満を集めている「ストーリー/キャラ」についてです。本作は「男女選択可能な主人公」を売りにしており、公式には特定の属性に特化したゲームとは謳っておりません。しかし、蓋を開けてみれば、その関係性の描写が一部のユーザーには「BL(ボーイズラブ)」に寄りすぎていると感じられているようです。
一般ゲームを名乗るために、女主人公を選べるようにしただけのBLゲームです。 腐媚びがとにかくキツイので、BLが好きじゃない人には本当にお勧めしません。
このレビューが象徴するように、「誰でも楽しめる全方位向けの旅」を期待してタップしたユーザーが、濃密なキャラクター同士の絆描写に「想定と違う!」と膝から崩れ落ちている様子が目に浮かびます。これは、マーケティングと実際のゲーム体験の間に生じた、ある種の「おもてなしの不一致」と言えるでしょう。
もちろん、わたくしのように呼吸をするのと同じ頻度でアプリを起動し、キャラの挙動に一喜一憂するタイプの人間からすれば、その関係性の深さこそが報酬なのですが、一般層にとっては少々刺激が強すぎたのかもしれません。
UI(ユーザーインターフェース)の「オシャレ地獄」
次に「システム/操作」に関する不満。これがまた、まん花としては「わかるわ、その気持ち……」と共感せざるを得ない部分です。本作のUIは、まるで海外のハイブランドのカタログか、あるいは最先端のグラフィックデザイン誌を見ているかのように洗練されています。
しかし、その洗練さが仇となり、肝心の「文字が小さすぎて読めない」「どこをタップすればいいのか直感的にわからない」という事態を招いています。グラフィックデザイナーの美学が、ユーザーの利便性を置き去りにしてしまったパターンですね。
まん花も、血流の代わりにアプリの通信信号が全身を巡っているような廃人ですから、どこに何があるかは身体が覚えていますが、初めてHAMA18区を訪れた観光客(新規プレイヤー)にとっては、迷宮入り待ったなしの構造です。
UIの美しさはゲームの没入感を高めますが、可読性を犠牲にしたデザインは、単なる「操作できる絵画」に過ぎません。
特にスマホの小さな画面で、しかも外でプレイすることもあるアプリにおいて、文字の小ささは致命的です。せっかくの素晴らしいストーリーも、目を細めて眉間にシワを寄せて読んでいては、感動も半減してしまいます。
オシャレに振り切った結果、ユーザーが「自分たちの居場所がない」と感じてしまう。これは運営にとって非常に耳の痛い指摘でしょう。
デザインの勝利が、ユーザー体験の敗北を招いている。
不満の元凶「イベント」の分析

頻出単語TOP7を見ると、燦然と輝く第1位は「イベント(43回)」です。ソーシャルゲームにおいて、イベントこそがメインコンテンツであり、生命線。しかし、エイトリにおける「イベント」は、多くの主任たちにとって「苦行」の側面も持っているようです。
ガチャの「すり抜け」という絶望の旅
イベントといえば、目玉となるのは期間限定ガチャ。しかし、レビューを分析すると、このガチャに対する不満が「イベント」という単語に集約されていることがわかります。
ガチャのSSR確定は別にそのガチャのキャラじゃないってことをきちんと書いておいて欲しいそしたら課金なんかしなかったのに。金無駄にした😩
この叫び、まん花の胸にも深く刺さります。わたくしも、スマホの熱で目玉焼きが焼けるほどHAMA18区に滞在し続け、なけなしの石をイベントガチャに投入しては、ピックアップ対象外のキャラ(通称:すり抜け)が登場するたびに、スマホを優しく置くという儀式を繰り返してきました。
「SSR確定」という文字に躍らされ、期待を込めて指を画面に置いた瞬間の高揚感。そして、現れたのがお目当てのキャラではなかった時の、あの「心に穴が開くような虚無感」。これは、旅行先で予約していた高級ホテルが、実はただのプレハブ小屋だったときのような絶望感に似ています。
通信エラーとクラッシュの三重奏
さらに、イベント中に発生する不具合も深刻です。特に「おもてなしユニゾン(必殺技のような演出)」を発動した瞬間にアプリが落ちるという不満が目立ちます。
イベントのおもてなしユニゾンを発動したら必ずクラッシュする。もう五回連続試しても無理だ。
これについては、海外の主任たちからも悲痛な声が届いています。
Every time I trigger the Unison effect during an event, the app crashes instantly. I can’t progress at all!
(イベント中、ユニゾン演出をトリガーするたびにアプリが即座にクラッシュします。全く進められません!)
せっかくの華やかな演出が、ゲームを中断させるトリガーになっている。これはもはや「おもてなし」ではなく「お見送り(強制退場)」です。
イベントという「お祭り」の最中に冷や水を浴びせられる通信エラーは、ユーザーの熱量を一気に奪い去る最大の敵です。
わたくしのようなログインすること自体が生命維持活動の一環となっている廃人ならば、「ああ、またサーバーが頑張ってるのね」と微笑んで再起動もできますが、忙しい合間に指を動かしている普通の主任たちが、これで愛想を尽かすのは当然と言えるでしょう。
また、ダウンロード容量の大きさも「イベント」のたびに課題となります。1GB単位のデータ更新が頻繁に入れば、通信制限を気にするユーザーは「もういいや」となってしまいます。HAMA18区へ行くための交通費(通信費)が高すぎるというわけです。
最高の演出が、最低のプレイ環境を作り出しているという皮肉。
ユーザーが直面する現実

ここで、エイトリをプレイする主任たちが、日常的にどのような「理不尽」に直面しているのか、その解像度を上げて描写してみましょう。
想像してください。あなたは仕事終わりの電車の中、お気に入りの区長に会うためにアプリを立ち上げます。しかし、画面に表示されるのは「Loading…」の文字と、無情な通信エラーのポップアップ。
通信エラーでてタイトル画面無限ループ…。画面進んでも永遠に続くローディング。ログインできなくなりました。
一度この「タイトル画面無限ループ」という地獄に足を踏み入れると、もはや指で何度画面をなぞろうとも、HAMAの地を踏むことは叶いません。
I tried everything, reinstalled the app, cleared the cache, but I’m still stuck on the title screen. This is so frustrating.
(あらゆることを試しました。再インストールも、キャッシュクリアも。でもまだタイトル画面で止まったままです。本当にフラストレーションが溜まります。)
虚無の時間は突然に
なんとかログインできたとしても、そこには「文字の小ささ」という物理的な壁が立ちはだかります。ストーリーの重要な伏線が語られているはずなのに、視力が試されるような極小テキスト。
スマホのブルーライトに網膜を焼き、視力を代償にして得られるのが「解読作業に近い読書体験」というのは、いささか酷な現実です。
さらに、タワーディフェンス形式のミニゲーム。最初は「おもてなし、楽しい!」と感じるものの、慣れてくれば同じ作業の繰り返しになります。オート機能があるのは救いですが、そうなると今度は「自分は何のためにこの画面を見つめているのか」という哲学的な問いが脳内を支配し始めます。
わたくしも睡眠時間をログインボーナスに変換し続けてきた身として、時折、自分の指がただの「再戦ボタンをタップするための機械」になり果てていることに気づき、愕然とすることがございます。
重課金の果てに見えるもの
そして、もっとも残酷な現実は、やはり「ガチャ」です。
何万という対価を支払い、指先に魂を込めてスワイプする。しかし、SSRの演出が見れると思いきや、アプリがクラッシュ。再起動すると、所持しているキャラリストの端っこに、見覚えのない(欲しくなかった)SSRが静かに鎮座している。
「あのドラマチックな演出は?」「私のワクワクはどこへ行ったの?」
履歴機能も乏しく、誰を引いたのかすら確信が持てないまま、ただ虚無感だけが胸に広がる。これが、一部の低評価レビューが訴える「エイトリの日常」なのです。
期待が大きければ大きいほど、エラーとすり抜けによるダメージは「再起不能」レベルにまで達する。
それでも支持される理由

さて、ここまで散々に低評価や不満点をいじり倒してまいりましたが、ここでまん花の鋭いツッコミは一旦お休みです。なぜなら、これほどまでの不満が噴出しながらも、平均スコアは「4.7」という驚異的な数値を叩き出しているからです。
不満がある。でも、やめられない。
それどころか、多くの主任たちが「神ゲー」だと口を揃える。
この矛盾こそが、『18TRIP』という作品の本当の恐ろしさ……いえ、魅力なのです。
ストーリーという名の「麻薬」
低評価レビューでも「ストーリーだけは良い」「ストーリーは泣いた」と書かれることが多いのが、本作の最大の特徴です。メインシナリオライター陣の構成力は凄まじく、近未来というファンタジー設定でありながら、そこで描かれるのは「人間臭い葛藤」や「救い」です。
わたくしも2000時間、HAMAの空気をWi-Fi越しに吸いすぎて肺が近未来化した人間ですが、各区長のバックボーンを知るたびに、ディスプレイが涙で滲んで見えなくなりました。
今までソシャゲを色々やってきましたが、ここまで夢中になれるものは初めてです キャラの設定がほんとに凝っていて、キャラクター1人で1つの物語が出来るぐらいには濃いです
このレビューにある通り、キャラクター一人ひとりが「ただの記号」ではなく、一人の「人間」としてそこに存在している。それが、たとえUIが不便であろうと、ガチャが渋かろうと、主任たちがHAMAに留まり続ける最大の理由なのです。
主人公に「声」があるという革命
乙女ゲーム的側面を持ちつつも、主人公に男女の選択肢があり、さらにフルボイス(オンオフ可能)であるという点は、現代のゲーマーのニーズを完璧に捉えています。
「自分が物語に介入している」という感覚と、「一人の観測者として物語を楽しんでいる」という感覚。この絶妙なバランスが、主人公の声によって強化されています。
声優陣の演技も凄まじく、もはやボイスを聴くためだけにスマホのスピーカーを耳に押し当てすぎて、耳の形がスマホの角にフィットするようになった主任も少なくないはずです。
リアルとデジタルの融合「旅LOG」
さらに、本作が唯一無二なのは「リアルな旅との連動」です。ARカメラ機能を使って現実の観光地でキャラクターと写真を撮る。それは、ゲームの世界を画面の中だけに閉じ込めるのではなく、ユーザーの現実の思い出の一部にしてしまうという、極めて高度な「おもてなし」です。
まん花も、もはや血流ではなくアプリの通信信号が全身を巡っている状態ですが、外に出てARカメラを起動した瞬間だけは、「ああ、私もこの子たちと一緒に旅をしているんだ」と、デジタルとリアルの境界が溶けていくような快感を覚えます。
音楽に関しても、Penthouseをはじめとする実力派アーティストによる楽曲提供が、ゲーム全体を「洗練された大人のエンターテインメント」へと押し上げています。各班のユニット楽曲を聴くたびに、脳内のドーパミンがHAMAの噴水のように噴き出します。
不満点は確かにあります。改善すべき点も山積みでしょう。しかし、それらを補って余りあるほどの「圧倒的な熱量」と「緻密な世界観」が、このゲームには宿っているのです。
低評価を付けてアンインストールした人々も、もしUIが改善され、通信が安定したならば、必ずやこの美しいHAMAの街へ帰ってくることでしょう。それだけのポテンシャルを、この作品は秘めています。
数々の不備を「愛」でねじ伏せる。それこそがエイトリという旅の真骨頂である。
最終評価とダウンロードガイド
さて、長々と語ってまいりましたが、どす恋まん花としての結論を申し上げましょう。
『18TRIP (エイトリ)』は、「最高級の食材を、少し使いにくい調理器具で料理した、見た目も味も究極なフルコース」でございます。
食べる(プレイする)のには少しコツがいりますし、時折食器が割れる(アプリが落ちる)こともあります。しかし、一度その味を知ってしまえば、他の平凡な料理(ゲーム)では満足できなくなる。そんな中毒性と高貴さを兼ね備えた作品です。
もし貴方が、ただの暇つぶしを探しているのであれば、この旅は少しハードかもしれません。しかし、もし貴方が「人生を変えるような出会い」や「心が震える物語」を求めているのであれば、今すぐ指先を動かして、HAMA18区へのチケット(ダウンロード)を手に入れるべきです。
わたくしも、これからも網膜がLive2Dの揺れに同期して、現実の風景が45度傾いて見えるほどにやり込み続け、HAMA18区の行く末を見守っていく所存です。
最後に、貴方がこの旅に出るべきか否かのチェックリストを置いておきます。ご自身の心と相談して、決断なさってください。
✅ ダウンロードをお勧めする人
- キャラクターの深い内面や、複雑な人間関係の物語に没入したい人
- ハイクオリティな楽曲と、豪華声優陣によるフルボイス体験を重視する人
- 聖地巡礼や旅行が好きで、ゲームとリアルをリンクさせて楽しみたい人
❎ ダウンロードを避けるべき人
- 少しの通信エラーやアプリの強制終了も許容できない、快適性重視の人
- 極小サイズのテキストを読むのが苦痛で、直感的なUIを求めている人
- キャラクター同士の濃厚な関係性(特にBL的なニュアンス)に抵抗がある人
それでは、HAMAの地でお会いしましょう。
HAMA NICE TRIP! どす恋まん花でした。
執筆:どす恋まん花

