皆様、ご機嫌よう。人気ゲームライターのどす恋まん花です。
本日、まん花が筆を執りましたのは、巷で「癒やし系」と謳われながらも、レビュー欄が阿鼻叫喚の図頭と化している話題のスマートフォンアプリ『Cookingo: Perfect Meal』について語るためです。
本作を語る上で、まずお伝えしなければならないことがあります。まん花はこのゲームに、自分の人生の可処分時間をすべて溶かし尽くし、親の顔より見た調理画面を2000時間以上も眺め続けてきました。もはや私の親指の腹は、連日の過酷なタップとスワイプによって鏡面仕上げのようにツルツルになり、iPhoneの指紋認証が一切反応しなくなるほどやり込んでおります。
そんな「Cookingo廃人」であるどす恋まん花が、なぜこのゲームがこれほどまでに愛され、そしてこれほどまでに激しい低評価の嵐にさらされているのか。データと実体験に基づき、その核心を鋭く突いていこうと思います。
作品概要

『Cookingo』は、日々の喧騒を忘れ、料理を通じて心安らぐひとときを過ごすことができる癒やし系のクッキングシミュレーションゲームです。
本作のメインシステムは、新鮮な食材を丁寧に調理して最高の一皿を作り上げること。プレイヤーは、リズムに合わせて心地よく野菜や果物を刻む「スライス」、色の混ざり合いを楽しみながら混ぜ合わせる「ミックス」、そしてスパイスやソースで美しく彩る「盛り付け」という3つのステップを通じて料理を完成させます。
最大の特徴は、五感を刺激する心地よい演出です。調理中には耳に優しいASMRサウンドが流れ、まるで本物のキッチンにいるような没入感とリラックス効果を与えてくれます。また、パステル調の可愛らしく幻想的なグラフィックで描かれる各レシピには、それぞれ独自の物語が込められており、一皿ごとに愛着を持って楽しむことができます。
操作は非常にシンプルで、料理好きの方はもちろん、忙しい日常の中で手軽に癒やしを求めるカジュアルゲーマーにも最適です。画面を自分だけの小さなキッチンに変え、ストレスを溶かしていくような穏やかな調理時間を体験できるのが本作の魅力。日常の合間に、自分だけの「食の隠れ家」で心温まる料理を作ってみてはいかがでしょうか。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ゲームタイトル | Cookingo: Perfect Meal |
| 発売日 | 2025/12/16 |
| 開発元 | Higame Global Limited |
| 対応機種 | iOS, Android |
| 総レビュー数 | 34件 |
| 好評率 | 42% |
| 平均スコア | ★★☆☆☆ (2.1) / 5.0 |
| 日本語対応 | ✅ 対応(国内ストア) |
| 概要 | Welcome to Cookingo, your peaceful little escape from the hustle and bustle of everyday life. In this game, cooking is more than just making food—it’s a foodie haven, where you can savor each calm and happy moment. |
| 対応機種 | PC (Steam) |
データが示す不満の傾向

さて、ここからは皆様が最も気になっているであろう、本作の「不満」の正体に迫ります。まん花が独自のデータ分析を行ったところ、ユーザーからの不満の声は一箇所に集中していることが判明しました。
癒やしを阻害する「広告/運営」という巨大な壁
不満カテゴリの内訳を見ると、全レビューの中で「広告/運営」に関する不満が84件と、他を圧倒するダントツの1位を記録しています。これは、2位の「ストーリー/キャラ」の12件と比較しても異常な数値です。
ゲームのデザインそのものは「癒やし」や「リラックス」をテーマにしているにもかかわらず、そのプレイ体験をぶち壊すような広告の差し込み方が、プレイヤーの期待との間に深刻なズレを生じさせているのです。どす恋まん花も、2000時間のプレイの中で、何度端末を窓から投げ捨てそうになったか分かりません。
プレイヤーの忍耐を試すゲームデザインの欠陥
なぜこれほどまでに広告が嫌われるのか。それは、単に数が多いだけでなく、「ゲーム進行を物理的に阻害する構造」になっているからです。例えば、料理を完成させて「さあ、次へ進もう」と画面をタップした瞬間、ゲーム画面が閉じられ、Safariが起動して全く関係のない外部サイトへ飛ばされる……といった事象が多発しています。
これでは、心地よいASMRでリラックスしていた気分も一瞬で冷めてしまいます。運営側としては収益化が必要なのは理解できますが、プレイヤーの「心地よさ」を商品にしているゲームにおいて、この手法はあまりにも無作法と言わざるを得ません。
星一もつけたくない。ゲームの内容はそこそこ楽しいし暇つぶしになるのにステージ1個終わる事に2個ぐらい広告出てくる。 次のステージってボタン押しても謎に広告に飛ばされてSafariいちいち開かされる。これ治さないとやる人減りますねWww🤷🏻♀️🤷🏻♀️
まさに、このユーザーが嘆く通りです。ゲームそのものは楽しいのに、その楽しみを享受するための「通行料」があまりにも高すぎる。
癒やしを求めてやってきたユーザーを、容赦ない広告の連打で疲弊させる矛盾こそが、低評価の真実なのです。
調理の音色に聞き惚れている最中に、爆音で流れる別アプリの広告。これほど情緒を破壊する体験が他にあるでしょうか。
「癒やし」という看板を掲げながら、その実態は「忍耐力測定器」と化しているのが現状です。
不満の元凶「Ads」の分析

次に、頻出単語TOP7のデータを見てみましょう。トップに君臨するのは、やはり「Ads(広告)」で、その数は86回。驚くべきは、2位の「Level(46回)」をダブルスコアで引き離している点です。ゲームの内容そのものよりも、広告に関する言及が圧倒的に多い。これはゲームとして非常に歪な状態です。
ステージを終えるたびに待ち構える「三重苦」
本作のプレイサイクルは、1つのレシピを完成させるのに数分、しかしその前後に挟まる広告にそれ以上の時間を取られるという逆転現象が起きています。海外のユーザーからは、以下のような悲痛な叫びが上がっています。
When I finish a level it makes me watch 3 ads before starting the next. I can understand 1 or 2 ads but 3? And some are over a minute long.
(1つのレベルを終えると、次を始めるまでに3つも広告を見せられます。1つか2つなら分かりますが、3つ? しかも1分以上の長さのものまであるんです)
どす恋まん花も、iPhoneの画面が熱で焼き切れるのではないかと心配になるほど広告を流し続けてきました。1分間の調理のために、3分間の広告を見る。この効率の悪さは、もはやゲームをプレイしているのか、広告を視聴する仕事に従事しているのか分からなくなります。
Safariへの強制ジャンプという禁じ手
特に悪質なのが、ゲーム内ボタンをタップした際に外部ブラウザへ強制的にリダイレクトされる現象です。これは単なる広告表示の域を超え、ユーザーに「セキュリティ上の不安」すら抱かせます。
「Apple IDが使用されました」や「ハッキングされました」といった、Safari側で表示される偽の警告広告に飛ばされたという報告もあり、これはもはやゲームのクオリティ以前の問題です。
タップという指先一つのアクションが、意図しないWebサイトへの冒険に繋がってしまう。
プレイヤーが求めているのは「美味しい料理のレシピ」であって、「怪しい広告サイトへのリンク」ではありません。
指一本で世界が変わるスマホ操作の利点を、これほどまでに悪用した事例をまん花は他に知りません。
ユーザーの安心感を代償にした収益モデルは、ゲーム体験を根底から腐敗させています。
ユーザーが直面する現実

では、実際にこのゲームをインストールしたユーザーがどのような「虚無の時間」を過ごすことになるのか、具体的に描写してみましょう。
調理の心地よさを塗りつぶす待ち時間
あなたは、穏やかなBGMに包まれながら、画面上の瑞々しいトマトを指で優しくスワイプしてスライスします。トントントン、と響く心地よいASMR。心の汚れが洗われるようなひとときです。しかし、最後の盛り付けを終え、満足感と共に「Next」ボタンをタップしたその瞬間、現実は無残に引き裂かれます。
画面は暗転し、5秒、10秒と無音の時間が流れたかと思えば、突然耳を刺すような大音量でカジノアプリの広告が流れ始めます。×ボタンが出るのをじっと待ち、ようやく消せたと思ったら、次はSafariが勝手に立ち上がり、「おめでとうございます!当選しました!」という怪しげなページが表示されるのです。
58レベルで途絶えるレシピの夢
さらに追い打ちをかけるのが、コンテンツの不足です。
どす恋まん花は、眼球が乾燥してコンタクトレンズが目の中で粉砕されるまで画面を注視し、全ステージを攻略しようと試みました。しかし、現実は非情です。多くのユーザーが指摘するように、本作のステージはレベル58付近でパタリと途絶えます。
ある程度広告がくるのはわかっているけどアプリを落とした方が早い時が多い。58以降がないので数日で終わった、、、
「次のメニューはまだですか?」という声は虚空に消え、プレイヤーは広告の山を乗り越えた先に「何もない荒野」を見ることになります。
i really liked this game but the amount of ads is genuinely crazy. i was trying to press next and was rerouted to pop up ads 11 times in a row. had to uninstall
(このゲームを本当に気に入っていたけど、広告の量はマジで異常。次へ進もうとすると11回連続でポップアップ広告に飛ばされた。アンインストールするしかなかった)
11回連続のリダイレクト。これはもはや、ゲーム側が「これ以上プレイするな」と拒絶しているかのようです。
プレイヤーが料理に込めた愛情は、次々と表示される広告の濁流に飲み込まれ、最後には虚無感だけが残ります。
あんなに美味しそうだったステーキも、広告を10回見た後では冷めきった鉄板のように見えてしまうのです。
「Perfect Meal(完璧な食事)」の正体は、広告という名のスパイスで味を壊された未完成品でした。
それでも支持される理由

ここまでボロクソに書いてきましたが、それでもどす恋まん花は、このゲームを嫌いになりきれません。なぜなら、広告の合間に体験できる「料理パート」そのものは、スマホゲーム界でも屈指のクオリティを誇っているからです。
視覚と聴覚を刺激する極上の癒やし
本作のグラフィックは、AI生成疑惑が囁かれるほどに整っており、パステルカラーを基調とした色使いは、眺めているだけで脳内に幸せな物質が分泌されるような美しさがあります。
特に食材を切る際の音、混ぜる際の質感表現は秀逸です。指先で画面をなぞるだけで、食材が形を変え、美しい一皿へと昇華されていく過程には、根源的な喜びが宿っています。
カピバラのダンスに救われる心
そして、何よりプレイヤーを虜にするのが、時折現れる「カピバラ」などの可愛らしいキャラクターたちです。
「ステーキを焼いたらカピバラが変なダンスを踊った」というレビューがあるように、このゲームには独特のユーモアと愛嬌があります。このシュールで愛らしい演出があるからこそ、多くのユーザーは「広告がうざい」と言いつつも、ついつい次のレベルを目指して指を動かしてしまうのです。
この中毒性は、ある種の「吊り橋効果」に近いのかもしれません。過酷な広告地獄(吊り橋)を共に乗り越えることで、たまに現れる可愛い演出や心地よい調理音(報酬)への愛着が、より一層深まってしまうのです。
このゲームのポテンシャルは、計り知れないものがあります。
もし、広告の頻度が適切で、リダイレクトの問題が解決され、継続的なアップデートが行われていれば、歴史に残る神ゲーになっていたはずです。
まん花も、その可能性を信じているからこそ、2000時間という狂気的な時間を費やしてきたのです。
この「美しきクソゲー」とも呼べる不思議な魅力に、世界中のユーザーが翻弄されています。
理不尽な広告の嵐に耐えてでも味わいたい「一瞬の癒やし」が、ここには確かに存在します。
最終評価とダウンロードガイド
結論として、どす恋まん花はこの『Cookingo: Perfect Meal』を「美しき地獄のキッチン」と命名します。
ゲームとしての素材は最高級。しかし、味付け(運営手法)が致命的に間違っている。そんな一作です。
もしあなたが、広告を消すための数秒の間にマインドフルネスを実践できるような悟りを開いたゲーマー、あるいは「広告の合間にゲームが遊べるなんてお得だな!」と思える超ポジティブ思考の持ち主であれば、このゲームは最高の暇つぶしになるでしょう。
そうでなければ、インストール後10分で血圧が急上昇し、iPhoneを握りつぶしたくなるかもしれません。
✅ ダウンロードをお勧めする人
- ASMRサウンドをこよなく愛し、調理音だけで白米が食べられる人
- 広告の合間に発生するカピバラのダンスを見るためなら、どんな苦難も厭わない人
❎ ダウンロードを避けるべき人
- ブラウザへの強制遷移(リダイレクト)に対して、生理的な嫌悪感や恐怖を感じる人
- 「癒やし系ゲーム」に、文字通りのリラックスと快適な操作性を求めている人
執筆:どす恋まん花

