『Xenonauts 2 ゼノノーツ 2』正直レビュー!低評価に隠された「地獄」の真相を暴く

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みなさん、こんにちは。人気ゲームライターのどす恋まん花です。

本日取り上げるのは、一部の界隈で熱狂的な支持を受けつつも、悲鳴に近い不満の声が絶えないストラテジー界の問題児、『Xenonauts 2 ゼノノーツ 2』です。本作は、あの伝説的な名作『X-COM: UFO Defense』の正統な精神的後継作として、冷戦時代の闇に隠れたエイリアンとの死闘を描いています。

どす恋まん花は、このタイトルを既に2000時間やり込んでいます。地球を何度救い、そして何度滅ぼしたか、自分でも数え切れません。正直なところ、このゲームは「万人向けのエンターテインメント」とは程遠いところにあります。むしろ、泥水をすすりながら絶望に耐える「苦行」に近い側面を持っています。

しかし、なぜ多くのプレイヤーが「不当な難易度だ」「理不尽だ」と叫びながらも、再び司令官の椅子に戻ってしまうのか。今回は、提供された膨大なユーザーデータと、私自身の「指紋がなくなるほど」繰り返したプレイ経験をもとに、本作の美しき地獄を徹底的に解剖していきたいと思います。

目次

作品概要

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『Xenonauts 2』は、冷戦下の世界を舞台に、地球外生命体の侵略から人類を守る多国籍軍の指揮官となるSF戦略シミュレーションゲームです。

本作の主なシステムは以下の2つの側面で構成されています。

  1. 戦略・管理フェーズ:世界各地に基地を建設・拡張し、ネットワークを構築します。研究開発を通じてエイリアンのテクノロジーを解析し、兵器や防具を強化。限られた資金や資源をどう配分するかという、国家運営にも似た経営手腕が試されます。また、エイリアンと内通する謎の人間組織「クリーナー」の陰謀を暴くことも重要な任務です。

  2. 戦術戦闘フェーズ:UFOの迎撃を行う航空戦と、工作員を指揮して敵地へ突入するターン制の地上戦があります。戦闘は極めて過酷で、位置取りや射線管理を怠ればベテラン兵士でも命を落とします。生還した兵士は経験を積み強くなりますが、犠牲を伴う決断を迫られることも少なくありません。

刻々と変化する情勢の中で、科学の力で技術的格差を埋め、人類の存亡をかけた戦いを勝利へ導く指揮官としての決断力が問われるゲームです。

項目 内容
ゲームタイトル Xenonauts 2 ゼノノーツ 2
発売日 2026年4月2日
開発元 Goldhawk Interactive
総レビュー数 4,594件
評価内訳 高評価: 3,714 / 低評価: 880
好評率 81%
平均スコア ★★★★☆ (4.0) / 5.0
日本語対応 ✅ 対応
概要 エイリアンの侵略に抵抗し、地球を懸けた戦争に挑め。ターン制バトルを戦術的に指揮し、秘密基地同士のネットワークを構築し、戦闘機を自ら操作して勝利に導け。これは優れた技術力を持った敵を相手にする非対称戦争シミュレーションだ。
対応機種 PC (Steam)

データが示す不満の傾向

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※集計サンプル数: 100件

本作に対する不満の声を分析すると、興味深い事実が浮かび上がってきます。円グラフのデータによれば、最も多い不満は「ストーリー/テンポ」の19件。次いで「操作性/戦闘」が17件となっています。これは、本作が単なる「難しいゲーム」であることを超えて、ゲームデザインの根幹にプレイヤーを疲れさせる要因を抱えていることを示唆しています。

テンポを阻害する「虚無の時間」

多くのプレイヤーが指摘しているのは、ゲームプレイのテンポの悪さです。戦略フェーズでの基地管理や研究は、最初は刺激的ですが、中盤以降は同じような作業の繰り返しになりがちです。特に「航空戦での索敵待ち」や「エイリアンの活動待ち」の時間は、人によっては「人生の半分を捧げた」と感じるほど長く、退屈に感じられることもあるでしょう。

また、本作のストーリーテリングは非常にドライです。カットシーンが多用されるわけでもなく、膨大なテキストデータを通じて世界観を把握していくスタイルは、現代の派手なゲームに慣れた層には「地味」かつ「不親切」に映ります。冷戦という最高の設定がありながら、その料理法が極めて単調であり、プレイヤーを物語に引き込むフックが弱いという指摘は、データを見ても明らかです。

期待と現実のミスマッチ

プレイヤーが最も落胆するのは、自軍の成長が物語の進行や敵の強化スピードに追いつかないと感じる瞬間です。せっかく苦労して新型兵器を開発しても、その直後にさらに強力なエイリアンが現れ、一瞬で兵士が灰にされる。この「徒労感」が、ストーリーを進める意欲を削いでしまうのです。

(プレイ時間: 69時間)
The game is boring, quite rough around any edges, an RNG luck fest and there are better UFO clones out there. Nothing new was added to the formular, everything is bland and very basic.
(このゲームは退屈で、いたるところが粗削りだ。運ゲー要素が強く、他にもっとマシなUFOクローンは存在する。数式に新しいものは何も加えられておらず、すべてが凡庸で非常に基本的だ。)

このように、長年このジャンルを追いかけてきた古参プレイヤーほど、「進化のなさ」と「単調さ」を厳しく批判する傾向にあります。

期待した「未知との遭遇」は、多くのプレイヤーにとって「単なる事務作業の連続」へと成り下がった。

不満の元凶「не」の分析

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※集計サンプル数: 100件

次に、頻出単語データに注目してみましょう。1位にランクインしているのは、ロシア語で否定を意味する「не」という単語です。なんと94回も登場しています。これは主にロシア圏のプレイヤーからの「не рекомендую(お勧めしない)」や「не попал(当たらない)」といった悲痛な叫びを反映しています。

「当たらない」という名の暴力

本作の戦闘バランスにおいて、命中率の計算は常に論争の的です。90%以上の命中率がありながら、至近距離で射撃を外す。あるいは、障害物の判定が理不尽で、視覚的には完全に通っている射線が「茂み」や「低い壁」によって遮断される。この「当たらない」ことへのストレスこそが、「не」の正体です。

まん花も、「親の顔より見た画面」である戦闘リザルトを見るたび、その理不尽さにキーボードを叩きそうになったことが何度もあります。兵士の能力が「地球を守る精鋭」とは到底思えないほど壊滅的であり、その不甲斐なさがプレイヤーの戦術的思考を嘲笑うかのように機能してしまっているのです。

経済と育成の「否定」

また、「не」は経済バランスや育成システムに対しても突きつけられています。基地を拡張したくても資金が「ない(не)」、兵士を訓練したくても時間が「ない(не)」。すべてが「ない」尽くしの状態で、強大なエイリアンと戦わされる。このストレスフルな設計が、プレイヤーからポジティブな評価を奪い去っています。

(プレイ時間: 133時間)
Игру не рекомендую. … баланс здесь просто тупой. Не сложный, не хардкорный, не суровый, а именно тупой. Самая большая проблема — солдаты. Они ощущаются не как военные… а как какие-то случайные люди, которых просто подобрали на улице.
(このゲームはお勧めしない。……バランスがとにかく愚かだ。難しいわけでも、ハードコアなわけでもなく、ただ愚かなんだ。最大の問題は兵士たちだ。彼らは軍人ではなく、ただ通りで拾われてきた素人のように感じられる。)

133時間という、いわば「モニターの中に住んでいる」ような熟練プレイヤーですら、このように「愚か(тупой)」という言葉を使ってバランスの悪さを断罪している点は見過ごせません。

これは戦術シミュレーションではなく、絶望的な運ゲーに過ぎないという烙印が押されている。


ユーザーが直面する現実

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本作をプレイし始めると、多くの人が最初に直面するのは「理想と現実の乖離」です。司令官としてカッコよく指揮を執るはずが、実際には酔っ払いの集団を戦場に送り出しているような気分にさせられます。

理不尽なミッション設計

特に批判が集中しているのが、ターン制限(タイムリミット)のあるミッションです。エイリアンとの遭遇だけでも神経を研ぎ澄まさなければならないのに、背後からは「残り5ターンでデータを回収しろ」という無慈悲なカウントダウンが迫ります。この制約のせいで、慎重な進軍という本来のストラテジーの醍醐味が損なわれ、無理な突撃を強要されるのです。

その結果として待っているのは、物陰から突然現れたエイリアンによる一撃必殺の反撃です。「難易度」という言葉を隠れ蓑にした理不尽な物量攻めは、プレイヤーがどれほど綿密に計画を立てても、たった一度のRNG(乱数)の気まぐれで崩壊させられます。

インチキAIの恐怖

さらに、敵AIの挙動にも不満が絶えません。プレイヤーの視界の外から、まるですべてを見透かしているかのように正確に移動し、致命的な一撃を叩き込んでくる。これはもはや戦術的な駆け引きではなく、ゲーム側による「カンニング」ではないかという疑念を抱かせます。

(プレイ時間: 37時間)
Enemies obviously cheat and know where you are. … They are not the ones having to keep their troops alive to keep the game going, you are and it shows with the combat having the enemies ignore cover and are planted in very cheap ways to get a scummy and quick kill on your soldiers.
(敵は明らかにズルをしており、こちらの位置を知っている。……彼らは自分の部隊を生き残らせる必要がないが、プレイヤーは違う。敵がカバーを無視したり、卑怯な配置で即死を狙ってきたりすることに、それが現れている。)

37時間ほどプレイし、システムを理解し始めたプレイヤーほど、この「AIの不公平さ」に強い憤りを感じるようです。どれほど「retina(網膜)に焼き付くほど」画面を見つめても、システムが裏でズルをしていれば、勝機は見えません。

プレイヤーの知略は、ゲーム側の「強引な書き換え」によって粉砕される宿命にある。

それでも支持される理由

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ここまで散々に書いてきましたが、驚くべきことに本作の好評率は81%という高い水準を維持しています。これほどまでに叩かれながらも、なぜこれほど愛されるのか。それは、このゲームが提供する「代えがたい達成感」に他なりません。

「兵士の命は2万ドル」という冷徹さ

高評価レビューの中で象徴的なのは、「兵士は消耗品である」という割り切った考え方です。現代のゲームはキャラクターに愛着を持たせ、死なせないように誘導しますが、本作はその真逆を行きます。「兵士の命は2万ドル」という冷徹な算数に宿る快感こそが、このゲームの真髄なのです。

一人の大佐を守るために、三人の新兵を盾にする。地球全体の未来を救うために、アフリカ全土の支持を見捨てる。こうした「悪魔のような決断」を迫られる体験は、他のぬるいゲームでは決して味わえません。この「冷酷な司令官」になりきるロールプレイこそが、中毒性の源泉となっているのです。

X-COMの正統な進化

また、グラフィックの進化や3D化への不満もありつつも、ベースとなる「UFO迎撃」「基地運営」「戦術戦闘」の三位一体のループは健在です。どす恋まん花も、夜通しプレイして「朝日とともに全滅」という経験を何度もしましたが、それでも「次はこうしよう」と考えずにはいられません。

(プレイ時間: 67時間)
Xenonautsとは何か? それは初代X-COM大好きな人達があまりに供給がないために作ったジェネリックX-COMである……慣れで何とでもなるし、なんだかんだでこっちも十分強くなるので安心して欲しい。
(Xenonautsは、初代X-COM愛好家たちが作ったジェネリック版だ。慣れればどうにかなるし、最終的にはこちらも強くなれる。)

このように、理不尽さを「エイリアンの脅威」として受け入れ、それを克服するプロセスを楽しめる人にとって、本作は唯一無二の「神ゲー」に変貌します。

この苦行こそが、真の指揮官を熱狂させる麻薬なのだ。


最終評価と購入ガイド

さて、『Xenonauts 2 ゼノノーツ 2』について、どす恋まん花としての結論を申し上げましょう。

本作は、「不親切で理不尽で時代遅れな、最高に愛すべきクソゲー」です。
もしあなたが、1%の成功率を信じて引き金を引き、外れて全滅したときに「これだよ、これ!」と笑えるような変態……失礼、高潔なストラテジーファンなら、今すぐ購入すべきです。しかし、公平なゲーム体験や、キャラクターとの心温まる交流を求めるなら、回れ右をして立ち去るのが賢明でしょう。

このゲームは、あなたに地球の未来を託すと同時に、あなたの精神をガリガリと削りに来ます。その挑戦を受ける覚悟があるかどうか。それがすべてです。

✅ 購入をお勧めする人

  • 初代X-COMの、あの「理不尽な死」と「圧倒的な絶望感」を現代の環境で味わいたい人
  • 兵士の名前を覚える前に、次の補充兵を雇うような冷徹な経営感覚を楽しめる人

❎ 購入を避けるべき人

  • 「90%の命中率で外れるのはバグだ」と本気で腹を立ててしまう、真っ当な感性の持ち主
  • スタイリッシュでテンポの良い、派手な演出の現代的なターン制バトルを期待している人

執筆:どす恋まん花

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